【アマランサス(ヒモゲイトウ)】基本データ
アマランサスはヒユ科の植物で、長く垂れ下がる房状の花穂が特徴です。
切り花としては、深紅やワインレッド、グリーンなどの色合いがあり、
特に秋のアレンジメントには欠かせない存在です。
市場での出回り時期は7月~10月頃。
花もちがよく、さらにドライフラワーとしても楽しめるので、季節を超えて愛される花材です。
アマランサスの花言葉
アマランサスには、次のような花言葉があります。
- 不老不死
- 不滅の愛
- 粘り強い
これは「アマランサス=しおれない花」として、古代ギリシャで神聖視されていたことに由来しています。
その枯れにくい特性から「永遠性」や「力強さ」を象徴する花として扱われてきました。
インテリアとして飾るときにも、この意味を知っているとぐっと特別感が増しますね。
切り花 アマランサスの魅力
アマランサスの魅力は、何といっても 動きのあるフォルム。
房が垂れ下がることで空間に流れを生み、花束やアレンジにドラマチックさをプラスしてくれます。
また、フレッシュな姿だけではなく、乾燥させてドライにすると、アンティーク調の雰囲気に。
ひとつの花で二度楽しめるのも、アマランサスならではの魅力です。
花屋での出回り時期と、アマランサスの管理のコツ
アマランサスが市場に多く並ぶのは、7月~10月頃。
特に秋の花材として人気が高く、ダリアやケイトウと一緒に仕入れられることが多いです。
切り花としての特徴・注意点は、
- 茎が太く、やや水が濁りやすい
- 房が重いので、倒れやすいことがある
ということ。花屋さんでも管理に少し工夫が必要な花材です。
水あげのコツ
- 茎の切り口を十字に割るか、斜めに深くカットする
- 花瓶の水は少なめに(茎が浸かりすぎると腐りやすい)
- 水替えは毎日がおすすめ
- 湿度の高い場所を避けると、日持ちがよくなる
飾るときの注意
- 花穂が長く垂れるため、口の広い花瓶や高さのある花器を選ぶと安定します。
- ほかの花と組み合わせる場合は、アマランサスを「流れをつくる役」として配置すると、全体がバランスよくまとまります。
💡花屋の豆知識:アマランサスはドライにしても色が比較的残りやすく、初心者でも扱いやすい花材です。
おしゃれに飾る5つのアイディア
1.一輪さしでドラマチックに
長めの花瓶に一本だけ活けるだけで、インテリアの主役に。

1輪でも存在感があって、お部屋がグッとオシャレになったよ
2.秋の花と合わせて季節感を
ダリアやケイトウ、ワレモコウと組み合わせると、秋らしい深みが増します。

秋ならではの組み合わせ、プレゼントにも喜ばれそう!
3.洋花と合わせてゴージャスに
バラやユリと合わせると、華やかでラグジュアリーな雰囲気に。

組み合わせ次第で、雰囲気がガラリと変わって楽しい♪
4.短く切って可愛らしく
小瓶や低めの器に入れると、ふんわりとした柔らかい印象に。

茎がしっかりしているので、短く切るときはケガに気を付けて!
5.ドライフラワーにして長く楽しむ
逆さに吊るして乾燥させれば、スワッグやリースの素材としても活躍。

実際にドライにしてみたよ。色も残ってて綺麗!
💡長持ちのコツ
茎が太いので花瓶の水は少なめに。
水が腐りにくくなり、日持ちしやすくなります。
まとめ
- 切花のアマランサスは、秋らしい深みのある色合いと、動きのあるフォルムが魅力的。
- 花屋の店頭に並ぶのは7月~10月頃。
- 「不老不死」「不滅の愛」という花言葉がある。
- フレッシュでもドライでも楽しめる万能な花材
是非、秋のお部屋に取り入れてみて下さいね。
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