【ガーベラ】基本データ
ガーベラはキク科の植物で、鮮やかな色と大きな花が特徴です。
品種改良が盛んで、花の大きさや色、先方もバリエーション豊富。
出回り時期はほぼ一年中ですが、特に春と秋が旬の季節です。
茎がまっすぐに伸びて凛とした姿は、花束やアレンジメントだけではなく、
一輪挿しでも存在感があります。
ガーベラの花言葉
ガーベラ全般の花言葉は「希望」「前向き」。
さらに色ごとにも異なる意味があります。
- 赤:燃える神秘の愛
- ピンク:感謝、崇高な美
- 黄色:親しみやすさ、友情
- 白:希望、純潔
送る相手や飾るシーンに合わせて色を選ぶと、より気持ちが伝わります。
切り花 ガーベラの魅力
ガーベラの魅力は、なんといっても明るく元気な印象。
丸い花姿はシンプルながら華やかで、お部屋をぱっと明るくしてくれます。
また、カラーバリエーションが豊富で、ナチュラルにもモダンにもアレンジ可能。
選ぶ色次第で雰囲気を大きく変えられるのも特徴です。
花屋での出回り時期と、ガーベラの管理のコツ
ガーベラは年中出回る花ですが、春と秋が特に状態が良くおすすめ。
ただし茎が中空で水を吸いやすく、水が濁りやすいのが特徴です。
長持ちさせるためのコツ
- 茎の先を少し斜めにカット
- 浅めの水に活ける(深水はNG)
- 毎日の水替えで清潔に保つ
💡花屋の豆知識:花首が下がりやすい場合は、短めに切って活けると安定しますよ。
飾り方のコツ
●水は少なめに
ガーベラの茎はストローのように中空で柔らかく、水に浸かりすぎると傷みやすいです。
水は2~3cm程度の浅めがおすすめ。毎日こまめに替えると清潔に保てます。
●茎は短めにカット
花首が下がりやすいので、思い切って短く切って活けるのも1つの方法です。
小さな花瓶やガラスの器に活けるとバランスが良く見えます。
●花瓶の口径を合わせる
ガーベラは首が繊細なので、口が広い花瓶だと倒れがち。
細めの一輪挿しや、花留め(フラワーベース用の金網や剣山)を使うと綺麗に立ちます。
●他の花との相性を考える
- 【ポップに】:チューリップ・カーネーションなどで明るい雰囲気に
- 【ナチュラルに】:ユーカリ・ワックスフラワーなどのグリーンと合わせて爽やかに
- 【モダンに】:白や黒の花瓶に、単色ガーベラを数本だけ挿してスタイリッシュに
おしゃれに飾る5つのアイディア

1.一輪挿しでシンプルに
明るい色のガーベラは、一輪で十分お部屋を華やかに。

お部屋に似合う色のガーベラを選ぶのも楽しい♪
2.色違いをまとめて元気に
ピンク、オレンジ、黄色などカラフルに束ねるとポップで明るい印象に。

シンプルなお部屋だと、差し色にもなって素敵!
3.白や淡い色でナチュラルに
グリーンや小花と合わせると優しい雰囲気にまとまる。

組み合わせ次第で雰囲気も変わって楽しい♪
4.短く切ってガラス器に
花首が安定して、可愛らしい印象に。食卓や洗面台におすすめ。

短く切ると、持ちも良くなってオススメ
5.ドライには不向き、でも写真映え抜群
ドライとして長く残す花ではないけれど、飾っている間の「明るさ」を楽しめるのがガーベラの良いところ。

どんなお花とも相性抜群で挑戦しやすいところも良い!
まとめ
- 切り花 ガーベラは、元気と希望を感じさせてくれる花
- 花言葉や色の意味を知ると、贈り物にもさらに気持ちを込めることが出来る。
- 管理のコツを押さえれば、一輪でも花束でも、お部屋を明るく彩ってくれる存在。
- ドライフラワーには不向き
ぜひ日常に取り入れて、前向きな気持ちを楽しんでみて下さいね。
★このシリーズについて
このブログでは「切り花図鑑」として、花言葉・管理のコツ・飾り方をまとめています。
季節の花選びに是非お役立てください。
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