ワックスフラワー基本データ
- 科名:フトモモ科
- 属名:カメラウキウム属
- 原産地:オーストラリア
- 花の色:白、ピンク、紫など
- 出回り時期:11月~5月頃
ワックスフラワーは、名前の通り花びらにツヤがあり、まるでワックスをかけたような質感が特徴です。
細かい枝に小さな花がたくさん咲く姿がかわいらしく、ブーケやアレンジメントの名脇役として人気があります。
切り花 ワックスフラワーの花言葉

ワックスフラワーには次のような花言葉があります。
- 気まぐれ
- 繊細な美しさ
- 忍耐
小さな花が集まって可憐に咲く姿から、”控えめな愛らしさ“を感じさせる花言葉が多くつけられています。
ウェディングブーケなどにもよく使われ、清楚で上品な印象を添えてくれます。
切り花 ワックスフラワーの魅力

ワックスフラワーは、見た目の可愛らしさと長持ちする強さが魅力。
ドライフラワーにしても色や形が比較的きれいに残るので、生花からドライまで楽しめる万能な花です。
🌸ワックスフラワーと相性の良い花🌸
- ネイティブフラワー(プロテア、バンクシア)
- ナチュラル系の花(ユーカリ・スターチス・ワレモコウ)
- 洋花(バラ・ラナンキュラス)
花屋での出回り時期とワックスフラワーの管理のコツ

ワックスフラワーの出回り時期は11月~5月頃。
特に1月~3月が最盛期で、枝ぶりが良く花付きもきれいです。
この時期はウェディングや卒業シーズンにも重なるため、ブーケ用として人気が高まる時期でもあります。
また最近では、オーストラリアやニュージーランドからの輸入品も増えており、
秋ごろ(10月頃)から少しづつ市場に出回ることもあります。
秋の終わりから春先まで、長く楽しめるお花といえます。
水あげのコツ
茎が木質化しているため、枝の下部を斜めにカットして割りを入れると吸水が良くなります。
湯上げ(熱湯で30秒ほど切り口を浸ける)も効果的です。
飾るときの注意
- 水が汚れると茎が傷みやすいので、こまめな水替えが大切。
- 直射日光やエアコンの風を避け、風通しの良い場所に。
- 他の花よりやや乾燥気味でも大丈夫です。
ワックスフラワーは輸入品が多く、枝の分岐が豊かでボリュームが出やすいのが特徴。
1本でも十分に存在感があり、グリーン代わりとして使われることも多いです。
おしゃれに飾る5つのアイディア

1.小瓶に数本だけ挿してミニブーケ風に
細い花瓶に挿すとナチュラルで可愛い雰囲気に。

1本でボリュームがあるからブーケ風に早変わり!
2.ドライフラワーにして長く楽しむ
吊るして乾かすだけでOK。
色が少しアンティーク調に変化します。

簡単にドライに出来るので挑戦しやすい!
3.ユーカリと合わせて北欧風に
グリーンとのコントラストが映え、落ち着いた印象に。


ユーカリ✖ワックスフラワーはナチュラルな雰囲気でお部屋にスッと馴染む!
4.淡いピンクの花と合わせて春のブーケに
スイートピーやチューリップと組み合わせると優しい印象に。

ふわっとした可憐な印象がとっても可愛い❤
5.小さなリースにして飾る
ドライフラワーにしてもしっかり形が残るので、リースやスワッグにもおすすめ。

ワックスフラワーのツルンとした見た目が他のドライフラワーとの相性バツグン◎
💡長持ちのコツ:
毎日水を替えて、切り口を少しずつカットし直すことで、2週間近く持つこともあります。
まとめ
- ワックスフラワーは小花が集まったナチュラルで可愛い切り花
- 長持ちしやすくドライにも向く
- 湯あげ・割り入れで吸水をアップ
- ユーカリなどグリーン系との相性がバツグン
- 生花でもドライでもおしゃれに飾れる万能花
ぜひ、生活の中に取り入れてみて下さいね。
★このシリーズについて
このブログでは「切り花図鑑」として、花言葉・管理のコツ・飾り方をまとめています。
季節の花選びに是非お役立てください。



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