PR

月15万でも満たされる。『足るを知る』暮らしのすすめ

月15万の生活術
記事内に広告が含まれている場合があります。

「もっと収入があれば」「もっと広い家に住めたら」「こんな家電があれば」
そんな”もっと”を追いかけていた頃、私はいつも心がざわついていました。

けれどある時にふと立ち止まり、【今あるもので満足する】という選択をしてみたら、
暮らしが驚くほど軽やかに、穏やかになったのです。

その違いを生むのは“お金の多さ”ではなく”心の向け方”かもしれません。

今回は、そんな私の暮らしの中で大切にしている老子の教え『足るを知る』をヒントに、
少ない収入でも豊かに暮らす方法を考えてみます。

ゆめこ
ゆめこ

この記事はこんな方におすすめ💡

  • 節約生活を始めたい方
  • 物を減らして心地よく暮らしたい方
  • SNS疲れ・比較疲れを感じている方
  • 一人暮らしでの生活を工夫している方
  • 心の豊かさを大切にしたい方
この記事でわかること
  • 『足るを知る』とは何か
  • 月15万円でも満たされる暮らしの実例
  • 心の余裕を生む習慣とマインドセット
  • 『足るを知る』ことで得られる心の変化

私たちは日々、たくさんの情報に囲まれて暮らしています。

SNSではおしゃれな部屋、豪華な食事、最新のガジェットが次々と流れてきて、
「あれも欲しい」「もっと便利にしたい」と思うのは自然の事です。

けれど、そうした”豊かさ”は、誰かの価値観に基づいたものであって、自分にとっての豊かさとは限りません

本当の豊かさとは、たくさん持つことでも、便利さを追求することでもなく、
自分に本当に必要なものを知り、それに満足できること
その視点を持つことで、暮らしは驚くほど軽やかになります。

『足るを知る』暮らしを選んでからは、
誰かの真似ではなく、自分の感覚を信じ、心地よいと感じるものだけを選ぶ。
限られた中だからこそ、選び抜く力も育つのだと思います。

豊かさは外に探すものではなく、自分の中でみつけるもの。日々そう感じています。

『足るを知るものは富む』という言葉をご存じでしょうか。

これは中国の思想家・老子の言葉で、
自分にとって必要なものを知り、それに満足できる人こそが本当の意味で豊かである」という意味です。

現代は、SNSや広告を通じて「もっと欲しい」「もっと便利に」という欲望が刺激されやすい時代です。
でも、その”もっと”を追い続けて、どれだけ得ても、満足できるわけではありません。
逆に、「これで十分」と思えた瞬間、心が穏やかになるのです。

『足るを知る』とは、我慢することではなく、
自分にとって本当に必要なものは何か?を見極める力を育てること。

自分の価値観を大切にし、他人と比べずに満足できる暮らしを築くことなのです。

まずは、私のとある月の生活費のざっくりとした内訳をご紹介します。

項目 金額(円)
家賃(共益費込) 45,000
食費 20,000
光熱費 10,000
通信費 5,000
日用品・雑貨 5,000
衣服・美容 5,000
交際費・外食 15,000
趣味 5,000
貯金 20,000
合計 130,000

残りの20,000円は、突発的な出費などに備えて別で除けていましたが使用することはなく、
計画している旅行貯金に回すことができました。

こうしてみると、意外と「足りている」と思いませんか?
「削って我慢」ではなく「選んで暮らす」ことを意識し、心地よく日々暮らしています。

特別なことをしなくても、満たされている。と気づく瞬間こそが、”足る”の感覚。
暮らしの中で、私が『ちょうどいい』と思えた瞬間をいくつかご紹介します。

冷凍野菜で作るお味噌汁

築36年のアパートに住んでいると、冬になると窓の隙間から冷たい空気がじわりと入り込んできます。
忙しい朝は、冷凍庫から小松菜と油揚げを取り出し、お決まりのお味噌汁づくりから始まります。


お鍋に火をかける瞬間や、湯気が立ち上るときが、指先を温めてくれホッとしたり、
出来上がったお味噌汁を一口すすると、じんわり体も温まる。

「今日もちゃんと起きて、ちゃんと食べてる」
それだけでなんだか満たされた気持ちになります。

高級な食材じゃなくても、凝った料理じゃなくてもいい。そう思える瞬間です。

ときめいて買った一輪の花

花屋で働いていると、毎日たくさんの花に囲まれて過ごします。
見慣れているはずなのに、ふとした瞬間に心がときめくことがあります。

ときめいたお花を1輪だけ購入し、『どの花瓶にしようか?』『どこに飾ろうか?』
そんな小さな工夫が楽しくて仕方ありません。

部屋のインテリアと並べ、「やっぱり可愛い~!」と胸が躍る瞬間はとても豊かだなと感じます。

たまたま見つけた小さな花屋で見つけたアネモネ

1日1つ、感謝を見つける習慣

「今日は天気がよかった」「お花が安く手に入った」「冷蔵庫のあまりもので作ったごはんが美味しかった」
そんな小さな喜びを、寝る前に思い返すようにしています。

天気の良い日は、お仕事休憩中によく近くの公園へリフレッシュに出かけていますが、
自然に囲まれること、太陽に浴びることで、今日もいい一日!と前向きになることができます。

日々の中にある些細な”満足感”を大切にすることで自分の生活が『足りている』ということに気付けるようになりました。

雲ひとつない青い空がとても気持ちよかった日

1.比較をやめる

SNSで他人の生活を見て、「自分はまだまだだ」「うらやましい」と感じること、ありませんか?
私は一時期、友達の投稿を見ては心が疲れ切り、落ち込んでいました。

思い切って友人と繋がっているSNSアカウントを削除し、比べる相手を”昨日の自分”に変えたら、
気持ちがぐっと楽になったのです。

また、SNSに没頭する時間も無くなり、自分の為の時間を有意義に使えるようになりました。


SNSを完全に断つことが難しくても、SNSや人の生活を見ない日を意識的に作り、
「自分の暮らしを味わう」時間を取り戻すことをしてみると良いかもしれません。

2.「欲しい」と「必要」を分けて考える

買い物をするとき、「これは本当に必要?」と自分に問いかけるようにしています。

かわいいマグカップを見つけた時、「今あるマグカップを手放せる?」と自問自答。
答えがNOなら、買わない。これだけで無駄遣いが減り、
自分の生活には自分のお気に入りのものだけになり、満足感が増えました。

何度も手に取って、季節を超えて使い続けてきたお気に入りのものには、
少しずつ暮らしの色が染み込んでいくようで、使うたびに静かな喜びを感じます。

頂きもののタンブラー。ホットを飲むときは必ずコレです。長時間冷めないところと、レモン色がお気に入りポイント

3.小さな幸せをカメラロールに残す

心に残った景色・美味しかったご飯・散歩中に発見した草花や木の実。
小さな幸せの写真を撮るのもおすすめです。

お気に入りの朝ごはん、綺麗な空、整った部屋、
それらをスマホで撮っておくと「私の暮らし、結構いいじゃん」と思えるようになります。

私はインスタグラムの非公開アカウントに、日々の何気ない写真と一言メモを記録しています。
自分だけのお気に入りの写真が増えていくのも小さな楽しみです。

まつぼっくりが綺麗に並んで落ちていました。可愛くてパシャリ!

『足るを知る』暮らしは、決して我慢の連続ではありません。
むしろ、自分にとっての”ちょうどよさ”を見つける旅のようなもの。

月15万円という限られた予算の中で、私はたくさんの「ちょうどいい」を見つけてきました。

あなたにとっての『足りている』とはどんな状態でしょうか?
今日、あなたの周りにある”足りているもの”を、ひとつ思い浮かべてみませんか?

この記事が、誰かの心を少しでも軽くし、暮らしを見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。

この記事を書いた人
ゆめこ

夢みるゆめこ/元保育士/現花屋でのんびりお仕事/月15万円で暮らす私が、社交不安障害を経て、慎ましく自分らしい生活を送る為の、ブログを立ち上げました。生活のこと・お花のこと。「こころとからだにやさしく」をモットーに、"きっと誰かの為にもなる"そんな情報をお届けできたら と思っております。

ゆめこをフォローする
月15万の生活術
ゆめこをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました